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『大はずれ殺人事件』クレイグ・ライス

ハヤカワ・ミステリ文庫

長らく積ん読になっていた一冊。

海外モノはあまり読まないことの原因の1つは、やはり登場人物の覚えにくさ。
ましてや、こう「家族」が何組も出てくると、誰と誰が身内だったか、すぐに
わからなくなってしまう…。

ライスの名前はだいぶ以前に聞いていたし、興味も持っていたのだが、これが
初読み。訳が古い(昭和52年。ちなみに古本で買った)せいか、若干読みにくく
物語に入り込むのに苦労したが、読み終わってみればやはり面白かった。

宮部みゆきや天藤真が、ライス風と言われていたように記憶するが、なるほど。
いつになるかわからないが、ぜひ他の作品も読んでみたい。
というか、ちゃんとシリーズ最初から読んだ方が良かったかな? 残念。

しかしヘレンの格好よさといったら! 
最初の、ジェークの説明から想像していたのと全然違った。いい奥さんもらったね!

登場人物一覧を読み返した度 ★★★★★
by happiness_riki | 2004-11-14 01:45 | *読書記録 作家海外