『症例A』多島斗志之
2008年 09月 24日
角川文庫
この作者さんのことを、何か他の作品で知っていると思っていたがまったくの
勘違いでした。
というどうでもいい話は置いておいて。
非常に面白く読んだ。
面白かった。
面白かったんだけど……この終わり方は、何?
なんかすごい勿体ない。
例えば同じオチにするにしても、もうちょっとページを費やして、例えば2人の関係が
より親密になっていくような描写とか、亜佐美の症状にそれらしき兆候を見るとか
そういうのを書いてくれれば良かったのに。
亜佐美の件も、最後のオチも、なんかちょっと唐突感。
言葉悪く言えば都合が良すぎ。
あと肝心の人物がまったく姿を現さなかったのもちょっと拍子抜け。
だったら別に生きている人物にしなくても良かったような……ひょっとして彼の
アレのためだけに生かしていたのか?
物語自体は面白かっただけに、本当に勿体ない。
手放しで褒めたかった……残念。
再読度 ★★★☆☆
この作者さんのことを、何か他の作品で知っていると思っていたがまったくの
勘違いでした。
というどうでもいい話は置いておいて。
非常に面白く読んだ。
面白かった。
面白かったんだけど……この終わり方は、何?
なんかすごい勿体ない。
例えば同じオチにするにしても、もうちょっとページを費やして、例えば2人の関係が
より親密になっていくような描写とか、亜佐美の症状にそれらしき兆候を見るとか
そういうのを書いてくれれば良かったのに。
亜佐美の件も、最後のオチも、なんかちょっと唐突感。
言葉悪く言えば都合が良すぎ。
あと肝心の人物がまったく姿を現さなかったのもちょっと拍子抜け。
だったら別に生きている人物にしなくても良かったような……ひょっとして彼の
アレのためだけに生かしていたのか?
物語自体は面白かっただけに、本当に勿体ない。
手放しで褒めたかった……残念。
再読度 ★★★☆☆
by happiness_riki
| 2008-09-24 23:38
| *読書記録 作家た行