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『新耳袋 現代百物語 第五夜』木原浩勝・中山市朗

角川文庫 再読

印象に残ったのは「梅の花」

なんか、とてもいじらしい話ではないかと。
その梅の頑張りがとても微笑ましくて、かわいい。

そして「戦争にまつわる九つの話」

特に「父帰る」は印象深いのだが、そういう良い話とは別に、戦争時の人々の
異常な心理状態とか、その中でも家族を思う心とか、そんなことをしみじみと
考えさせられる。

耳袋を読んで思うのも変だが、戦争なんてしてはいけない。
by happiness_riki | 2008-09-11 23:51 | *読書記録 作家か行