『帝都物語10 復活篇』荒俣宏
2007年 03月 15日
角川文庫 再読
最後はやっぱり一気読み。
長きにわたり繰り広げられた、帝都を破壊せんとする魔人加藤と、それを
阻止すべく立ち向かう人々との戦いもいよいよ最後を迎えた。
あの「正体」は忘れたくても忘れられないので、そういう意味ではさすがに
驚きはしなかったけれど、帝都が破壊されちゃったのは忘れていたので
驚いた(笑)
現実では幸いにして2000年を乗り切り、今も帝都は日本の首都として
機能している。けれど環境問題や人間のモラルの低下など、決して未来は
明るくはない。
魔人加藤がいなくたって、いずれ帝都は滅びるかもしれない……とか思った。
でも振り返ってみれば結局、誰も加藤にはちゃんと勝てていなかったわけで……
しかもこの結末とくれば、結局誰かさんの「心の中の天使と悪魔」の葛藤に
踊らされていただけなような……それにしては被害が大きすぎるけど……。
などと文句ばかり書いているけど、基本的には楽しく読んだ。
この後続編、番外編で3冊ばかりあるのだが、それはどうしようかなぁ……
最後はやっぱり一気読み。
長きにわたり繰り広げられた、帝都を破壊せんとする魔人加藤と、それを
阻止すべく立ち向かう人々との戦いもいよいよ最後を迎えた。
あの「正体」は忘れたくても忘れられないので、そういう意味ではさすがに
驚きはしなかったけれど、帝都が破壊されちゃったのは忘れていたので
驚いた(笑)
現実では幸いにして2000年を乗り切り、今も帝都は日本の首都として
機能している。けれど環境問題や人間のモラルの低下など、決して未来は
明るくはない。
魔人加藤がいなくたって、いずれ帝都は滅びるかもしれない……とか思った。
でも振り返ってみれば結局、誰も加藤にはちゃんと勝てていなかったわけで……
しかもこの結末とくれば、結局誰かさんの「心の中の天使と悪魔」の葛藤に
踊らされていただけなような……それにしては被害が大きすぎるけど……。
などと文句ばかり書いているけど、基本的には楽しく読んだ。
この後続編、番外編で3冊ばかりあるのだが、それはどうしようかなぁ……
by happiness_riki
| 2007-03-15 17:13
| *読書記録 作家あ行