『ジュリエットの悲鳴』有栖川有栖
2006年 08月 30日
角川文庫 再読
子供の頃はお金もなかったし、世界を広げることにもあまり熱心ではなかったので、
気に入った本を何度でも何度でも読み返していた。
特に好きな台詞、好きな場面はそれこそ覚えてしまうくらいに、何度でも。
なので自分の本棚に並んでいる本のほとんどを、細かい部分はともかく大まかには
どんな内容なのかちゃんと把握していたものなのだが……。
今。
お金は相変わらずないのだけど、世界もそんなに広がっているわけでもないけれど、
同じ本を繰り返し読むことは少なくなった。
そして本棚に並んでいる本の半分くらいが、読んではいるのに内容がまったく全然
思い出せない本になってしまっている……。
未読の本もたくさん積んではあるけれど、そういう「内容を覚えてない本」も少し
読み返していこうとふと思ったので、その再読キャンペーン第一弾
(前フリが長い……)
最近ちょっと短編が多く、それらも正直キリリとしないのが目立つかなと評価辛めに
なりつつある有栖川有栖。
しかしこのノンシリーズ短編集はなかなか面白かった。
褒めているのかわからないけれど、ミステリにこだわらない短編の方が面白いのでは
と思ってしまったくらい。
と言いつつ、重厚な本格長編を期待して待っているのも事実。
子供の頃はお金もなかったし、世界を広げることにもあまり熱心ではなかったので、
気に入った本を何度でも何度でも読み返していた。
特に好きな台詞、好きな場面はそれこそ覚えてしまうくらいに、何度でも。
なので自分の本棚に並んでいる本のほとんどを、細かい部分はともかく大まかには
どんな内容なのかちゃんと把握していたものなのだが……。
今。
お金は相変わらずないのだけど、世界もそんなに広がっているわけでもないけれど、
同じ本を繰り返し読むことは少なくなった。
そして本棚に並んでいる本の半分くらいが、読んではいるのに内容がまったく全然
思い出せない本になってしまっている……。
未読の本もたくさん積んではあるけれど、そういう「内容を覚えてない本」も少し
読み返していこうとふと思ったので、その再読キャンペーン第一弾
(前フリが長い……)
最近ちょっと短編が多く、それらも正直キリリとしないのが目立つかなと評価辛めに
なりつつある有栖川有栖。
しかしこのノンシリーズ短編集はなかなか面白かった。
褒めているのかわからないけれど、ミステリにこだわらない短編の方が面白いのでは
と思ってしまったくらい。
と言いつつ、重厚な本格長編を期待して待っているのも事実。
by happiness_riki
| 2006-08-30 16:49
| *読書記録 作家あ行