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『審問』パトリシア・コーンウェル

講談社文庫 上・下巻

検屍官シリーズ11作目

ついに未読の域に入り込んだが、なんとも変な展開で。
というか、上巻の帯に「スカーペッタに殺人容疑!」とか書いてあるけど、それが
ちゃんと判明したのは下巻だし…これってある意味ネタバレになるのでは?

しかし冷静に考えて、一応女性であるケイがあんな殺人できると思う人はどうよ?
それがどっかの政府機関のエージェントとかならともかく、ここ最近ロクに運動も
してないおばさんが…(一応庇ってるんですよ)。

ところで気になったことが。
ケイがラストの方で「自分の容疑の釈明のために裁判所へ来ることになるとは
思わなかった」って言ってるのだが、確かシリーズ最初の方(ゴールトが最初に
登場した話)でやっぱり容疑を受けて裁判所に来たよね? その時は学生時代に
すげーイヤな先生だった(と思われていた)人が弁護士を引き受けてくれたはず。
そういう恩義を忘れちゃいけないと思うの…。

で、結局ケイの家に押し入った時はどういう手順?、度 ★★★☆☆
by happiness_riki | 2006-01-26 23:52 | *読書記録 作家海外