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『遺留品』パトリシア・コーンウェル

講談社文庫 再読

検屍官シリーズ3作目

普段本を読む場合、通勤中だったり休憩時間だったり、細切れで中断してしまうことが
多いので、今回のようにかなり一気に読むとやはり話がわかりやすくていいなぁ、と。
特に登場人物が多く、しかもカタカナで、更に後から「あの時の○○〜」とか出てくる
話の場合はそう。

しかし3作読んで思うのは、他人(知人含む)を信じるのは難しいのだなということ。
まぁ作中の人物たちはそれぞれ特殊な職業だから、余計に疑心暗鬼になるのだろうが。
全体的なストーリーよりそういう部分が印象に残ってしまう…。

それにつけてもマリーノのかわいらしさよ。
でもケイはもうちょっと「考えて」マリーノに接しないと、誤解させちゃうよなぁ…
後の展開知ってても知らなくても、これはマズイと思うよなぁ
(お互いの家庭環境が、だけに)
by happiness_riki | 2006-01-10 20:41 | *読書記録 作家海外