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『迷宮百年の睡魔』森博嗣

新潮文庫

サエバ・ミチルとロイディのシリーズ2作目。

森博嗣作品にてしばしば展開される、物語の語り手による抽象的な主観による
描写が非常に苦手。言葉の羅列によって言いたいことがあるんだろうなとは
思うけれど、正直わけわからん…。
同じく、頭の回転が機敏な人たちの、言葉を使わない意志の疎通。本人たちには
何らかの了解が得られているのだろうが、読んでいる私にはわけわからん。

しかしきっと本当は、そういうのをじっくり読んで推測し、自分なりの解釈を
みつけることが読書なのだろうなぁ…。

冊数ばかり重ねても(というほどでもないが)、「本当に」読んでなければ
実は勿体ないのかな、と思わされた。

ロイディが好き、度 ★★★★★
by happiness_riki | 2005-08-30 03:51 | *読書記録 作家ま行