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『黒後家蜘蛛の会3』アイザック・アシモフ

創元推理文庫 再読

立て続けに読んでみて感じるのは、段々と苦しくなってきたなぁということ。
いや、別につまらないというわけじゃないんだけど、ヘンリーの出す答えが
最初ほど「おおっ、なるほど!」と感じられない。つまり、そうか答えは
それしかない、と思えなくなってきたというか。

このシリーズは安楽椅子探偵に近いものがあるわけだが、こういうパターンで
海外物の何が不利って、文化とか習慣とかを引き合いに出されるとイマイチ
ピンとこないってことだな。
特に言葉を扱ったモノは説明を聞かされても「ふーん」としか思えない。

ところでどういうわけか、私の中でルービンのイメージが「THE X-FILS」に
出てくるローンガンメンの、長髪の人になっているのだが…
by happiness_riki | 2005-05-14 23:03 | *読書記録 作家海外