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『冤罪者』折原一

文藝春秋

面白かったから、といただいたハードカバーなのだが…うーん。
しかし、実は非常に斜め読みをしてしまったので、あまり語る資格はないかも。

基本的に感情移入して読んでしまうタイプなので、どちらが正しいのか、みたいな
ストーリーは苦手。移入した方が間違っていたりしたら後でショックだから(笑)

ミスリードするようにエピソードを挿入してはいるが、
小谷ミカの正体は話の途中でやはり検討がつくのでは?
その辺をどう解決させるのか、が興味の対象だった。
隼の彼は最後まで関わる必要はあったのかな、とか思った

週刊誌の記事として、一度読んだエピソードを繰り返し読まなければならないのが
ちょっと苦痛だった。

被害者の遺族の心情が重い度 ★★★★★
by happiness_riki | 2005-02-22 02:16 | *読書記録 作家あ行