『ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル』今野敏
2008年 10月 31日
講談社文庫 再読
先日(記録はまとめて書いてるが)青で癒されたので、続いて赤も。
読んでいる時は非常に面白かったし、理想に燃える姿勢が(むなしさを抱えながらも)
報われたことが嬉しかった。
癒された。
しかしこうして記録を書こうとして、癒しの影のたまらない、切ない犠牲や心情に
思い至ってちょっと悲しくなった。
被害者(と言ってしまおう)の家族は真実を知ってどう思ったのか。
ただでさえ大事な家族を亡くしてしまった悲しみ。
そこに追い打ちをかけるような真実。
なんか、すごいたまらない気持ちだろうなぁと思う。
最初に読んだ時にも書いたように思うが、現在の、本当の医療の現場が
どのようになっているのか私は知らない。
この話の中のような体制が本当にあるのかもわからない。
ただ物語の中では事件のおかげで多少でも体制の問題が明るみに出たかもしれない。
すぐには変わらなくても、問題があるということが少しでも世間に知れるならば
そこに意義は(たとえむなしくても)あると言ってもいいだろう。
で、もし現実の医療の現場も物語の中の体制に近しいとしたならば、ならば
現実はどうなんだろう?
先日妊婦さんが脳出血で亡くなった事件があったばかりだ。
なんというか、変わって行ってほしいなと切実に思った。
先日(記録はまとめて書いてるが)青で癒されたので、続いて赤も。
読んでいる時は非常に面白かったし、理想に燃える姿勢が(むなしさを抱えながらも)
報われたことが嬉しかった。
癒された。
しかしこうして記録を書こうとして、癒しの影のたまらない、切ない犠牲や心情に
思い至ってちょっと悲しくなった。
被害者(と言ってしまおう)の家族は真実を知ってどう思ったのか。
ただでさえ大事な家族を亡くしてしまった悲しみ。
そこに追い打ちをかけるような真実。
なんか、すごいたまらない気持ちだろうなぁと思う。
最初に読んだ時にも書いたように思うが、現在の、本当の医療の現場が
どのようになっているのか私は知らない。
この話の中のような体制が本当にあるのかもわからない。
ただ物語の中では事件のおかげで多少でも体制の問題が明るみに出たかもしれない。
すぐには変わらなくても、問題があるということが少しでも世間に知れるならば
そこに意義は(たとえむなしくても)あると言ってもいいだろう。
で、もし現実の医療の現場も物語の中の体制に近しいとしたならば、ならば
現実はどうなんだろう?
先日妊婦さんが脳出血で亡くなった事件があったばかりだ。
なんというか、変わって行ってほしいなと切実に思った。
by happiness_riki
| 2008-10-31 23:43
| *読書記録 作家か行